今日のウオズミ

サラリーマンがいろいろ書きます

休日の遅い朝、Firekingでアメリカンコーヒーを。

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休みの日は起きたくなるまで寝る、というのが僕のルールだ。今日も毎週のごとく惰眠を貪った。

そして好きなだけ寝たら僕は近くのコンビニでサンドイッチを買う。普段の朝はおにぎりなんだけど、休みの日はだいたいサンドイッチだ。種類は何でもいいけれど、安心の定番ミックスサンドが今日の気分。

コンビニ袋片手に部屋まで戻って、インスタントコーヒーを薄めに淹れる。なんちゃってアメリカンだ。(薄いコーヒーをアメリカンって呼ぶのは和製英語で間違った意味らしいけど、ここは日本だしいいよね)

 

ところで僕はコーヒーにはこだわりはないけどマグカップはこだわっている。

「Fireking(ファイヤーキング)」を知っているだろうか?

1900年代半ば、かつてアメリカで製造されていた、耐熱ガラス製の食器ブランドだ。(冒頭の写真がそれだ)

どこか懐かしいフォルム、豊富なデザイン、アメリカらしい耐久性など魅力を数えたらキリがないが、とにかく僕はこのブランドをこよなく愛している。

僕が持っているのは通称「モーニングアレルギー」と呼ばれているもの。スヌーピーがぐでっと脱力しながら「僕は朝アレルギーだと思うんだよね(意訳)」なんて言っているいい感じの一品。

ビンテージだけあって写真の品は9000円くらいしたが、僕にはそれだけの価値があると思う。

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寝坊した朝に"I think I'm allergic to morning!"のマグカップでコーヒーを飲むのもまたオツだ。

 

 

 

 

 

 

 

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コーヒーを注ぐとうっすら透けて見えるのもなんだかいい。

 

ゴキゲンな音楽をかけてサンドイッチ片手に熱いコーヒー。そこにこだわりのマグカップがあればなおいいね。飲んでいるうちにだんだん目が覚めてくる。休日の始まりにふさわしいゆったりとしたチルだ。

 

1940~70年ごろにかけて(いわゆるミッドセンチュリーってやつだ)に大量生産され、多くの家庭やホテル、レストランで使われていたというファイヤーキングは当時のアメリカを象徴するグッズの1つであり、今でも愛好家が多い。僕もその1人だ。

実際にアメリカのどこかで使われていた品が、まったく古臭さを感じさせずに現代の僕の部屋で活躍しているのだから不思議な話だ。いかに当時のアメリカのセンスが卓越していたか、その一端が垣間見える。

まだこの1個しか持っていないが、いずれはマグカップだけでなくすべての食器をファイヤーキングで統一するのが僕のささやかな夢である。

まあ、1個数千円~数万円もするビンテージ食器を揃えるっていうのが果たしてささやかと呼べるのかどうかはまた別の話だけれど。

 

以上。