2019.3.16更新
どうも、ウオズミです。
いきなりですが、社会には優しくありません。弱肉強食です。社会でやっていくには強くならなければなりません。
具体的にはすべての面接で「第一志望です」と言い切れる強さが必要です。
- 大手から内定出る奴と出ない奴がいる
- 大手から内定が欲しかったら「第一志望です」と言え
- でも第一志望って言ったからって内定出るとは限らないからね
- 悩むのは大手から内定もらった後にしろ
- 早く内定取って早く遊ぼう
大手から内定出る奴と出ない奴がいる
僕は就活生時代、まあまあ苦労しました。下の記事でも書いたのですが、ロクに業界研究もせずナメたことを言ってました。
就活生に告ぐ。まずは、たった1作『銀のアンカー』を読むのだ。
しかし『銀のアンカー』を読んで心を入れ替え、最終的には業界トップクラスの大手企業5社からの内定を勝ち取ることができました。今所属しているところ含め大手企業5社からの内定獲得というのは、一般的に成功と言ってよいのではないかと考えています。
※まだ『銀のアンカー』を読んでない人はまず読んでください。話はそれからだ。
しかし僕が内定を取ってくる一方で、なかなか内定にたどり着けず苦労している友人もいました。
彼らは僕と同じ大学同じ学部で、就活態度も真面目。ESもよく練っており面接対策も万全で、いつも最終面接かその一つ前くらいまでは進める能力は持っていました。
しかし内定がなかなか出ない。
「なんでウオズミでもたくさん内定取れるのにあいつらは内定取れないんだ」みたいなDisが聞こえてくるほど、周囲からも不思議がられていたのです。
大手から内定が欲しかったら「第一志望です」と言え
大手から内定が出ない奴の間違い
僕と彼らと何が違ったのか。相談を受けた僕は、彼らに共通点があるのにすぐ気づきました。
それが、
「面接で『御社が第一志望です』と言っていない」
ということです。
彼らの言い分としてはこうです。
「嘘をつくのは気が引ける」
「第一志望でなくとも志望度が高いことは事実だし、それを正直に言えば誠意が伝わると思った」
なるほどなるほど。正直で大変結構。
と言うとでも思ったか!!
そんなんじゃ一生大手から内定出ねえぞ!!!
大手企業は「第一志望です」と言う奴にしか内定を出さない
当たり前のことですが、大手企業に入りたい就活生なんか星の数ほどいます。
その中からESを通過し、1次選考2次選考、時には「『選考に関係ないからざっくばらんに話そうや』と言う体の選考」も通り抜けてきた猛者たちが、最終面接とか役員面接にコマを進めるわけです。
そんな猛者たちが優秀でないはずがありません。
そして最終的に内定を勝ち取るには「隣のこいつらよりも俺を採用しろォ!」とアピールしなければいけないのです。
考えてみてください。そんなアピールの場でバカ正直に
「ぶっちゃけ第一志望は他にあります」
みたいなことを言ったらどうなるかを。
「じゃあそっち行けば?」
で終わりですよ。
だって人事の靴の裏をなめてでも入社したいような奴は他にいくらでもいるんですから。
たまに企業の方から頭下げてでも来てほしいくらい優秀な人間がいますが、そんなのはレアケースです。ただでさえ一握りの大手企業内定者の中でも特に優秀な人で、そういうバケモンのことは考えちゃいけません。
僕らのような凡人は、
「御社が第一志望です! 入れてくださいィ!!」
と必死になってアピールするしかないのです。
でも第一志望って言ったからって内定出るとは限らないからね
上に書いたようなことをを僕はすごく真剣になって内定が出てない友人に語りました。それで納得してくれた奴と、なんか微妙な顔をする奴がいました。
「いやそれ結局嘘じゃん。やっぱり嘘ついて内定取りたくないわ」と言う奴がいました。
いやいや。いやいやいや。
じゃあお前ESから面接からすべてありのままに正直に話してるの?って話ですよ。
違うよね? 多少なりとも盛ったりしてるよね?
そもそもホントの本音を正直に言うなら「働きたくない」だよね?
お前がSNSで就活したくないンゴオオオオオって騒いでるの知ってるぞ。なぜそこでつまらん意地を張る?
もう、就活している時点で嘘をついているんですよ。自分にも、社会にも。
確かにぶっちゃけ第一志望ではないとこに「第一志望です」っていうのは嘘ですよ。でも仕方ない。どうせホントの本心には嘘ついてるんだから、あと少しだけ嘘つきましょう。
あと嘘ついたからって中身がペラペラだったら普通に落ちるからね?
僕自身、5社どころでなくもっとたくさんの企業を受けてます。全部の企業相手に「第一志望です!」と言ったって、やっぱり志望度が低いとこからは落とされました。こんなもんです。面接官だってバカじゃありません。普通に見抜いてきます。
「第一志望です」と言うのは選考のステージに上がる最低条件みたいなものです。そこから、「なぜ第一志望なのか」について説得力あることを面接官に伝えなければいけません。
業界二位以下の企業相手だと特にそれが大切になります。
「なんでウチが第一志望なの? 業界トップの○○でいいじゃん」
と面接官は必ず聞いてきます。
それに対して、いかに御社が魅力的で画期的で革命的かを理路整然と語り、「本当に業界トップの○○でなく御社がいいんです!」という姿を見せなければ、内定は出ません。
結局はそこで業界研究、企業研究の差が出るのです。
例え第一志望でなくたって、本当に第一志望に向かうような熱意で対策を練る必要があるんです。
「第一志望です」と口に出して言うのはその覚悟を表すアピールなんです。
悩むのは大手から内定もらった後にしろ
だから、「嘘つくのはなあ……」とためらわず、安心して嘘ついてください。どうせ100個も200個も内定が出るわけではありません。
そんだけ本気で嘘ついてようやく一社から内定が出るか出ないか、大手企業相手の就活はそのレベルと思ってください。
さて、無事に大手企業から内定が出たとします。もしもその内定が1つだけなら悩むことはありません。「最初からずっと第一志望でした」みたいな顔してそこに入社しましょう。
悩むのは複数内定が出ちゃったときですね。
「嘘じゃん」言った友人も、最後までそこが引っかかっているようでした。
まだいっこも内定がないくせに、贅沢な悩みですが、まあ気持ちは分かります。
いろいろネットの都市伝説で「内定蹴ったら罵倒された」とか「コーヒーぶっかけられた」とかありますから。
でも、それも安心してください。企業側だって、いくらかは内定が蹴られることを前提に採用活動してます。誠意を持って「すいません。第一志望って言ってたけど他行きます」と謝れば、まあ多少がっかりされますが、そんなにひどい目には遭いません。
ただ、内定蹴りの連絡は速やかに。言いにくいことですが、だからってグダグダ躊躇っていると、本当に入社すると思われてしまいます。あんまり連絡が遅れるとその分怒られるリスクが上がるので、気を付けてください。
早く内定取って早く遊ぼう
とにかく「第一志望」と言え! という話でした。
似た感じですが、「弊社の内定が出たら就活はどうしますか?」という質問が飛んでくることもしょっちゅうあります。
もう第一志望って言っちゃってるんですから、「もちろんその時点で就活辞めます!」とはっきり元気よく言いましょう。
どうしても嘘つくのに抵抗があるなら、心の中で「第一志望です!(現時点では)」と付け加えましょう。少しだけ嘘への罪悪感が減ります。
あと分かってると思いますが、「第一志望『群』」というワードは決して使ってはいけません。
第一志望じゃないって宣言してるようなもんです。
第一志望群という言葉は存在しないものとして考えてください。
就活が終わった後の半年くらいが、おそらく人生で一番楽しい時間だと思います。少しでも長くその天国気分を味わうためにも、全力で「第一志望です!」を連呼して就活を終わらせましょう。
以上、ウオズミでした。