どうも、ウオズミです。
好きなジャンルはセカイ系。
好きなアイドルは二宮飛鳥くん。
「セカイ系」とは?
「セカイ系」というジャンルをご存知でしょうか。
2000年代初頭にインターネットを中心に生まれたジャンルです。
明確な定義のない言葉ではありますが、簡単に言うと「エヴァっぽい」作品といえるでしょう。
「主人公(ぼく)とヒロイン(きみ)を中心とした小さな関係性(「きみとぼく」)の問題が、具体的な中間項を挟むことなく、「世界の危機」「この世の終わり」などといった抽象的な大問題に直結する作品群のこと」
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%BB%E3%82%AB%E3%82%A4%E7%B3%BBより
という設定。
シンジがいきなり?
変なロボットに乗せられて?
セカイのために使徒とかいうのと闘わされて?
綾波とアスカがいて?
っていう感じ。
こういうのめちゃめちゃ好き。
他の有名どころだと「最終兵器彼女」とか。
でもマンガアニメだと有名なやつ知ってる人多いけど、
ラノベだとそんな知名度ないな?とか思って悲しい。
なので、そんな作品大好きな僕がセカイ系のラノベの名作を紹介したいと思います。
もはやラノベの古典とも呼べるであろう名作なので、全部おすすめです!
ブギーポップは笑わない
"世界の敵"と戦うために一人の少女の中から浮かび上がってくる、ブギーポップと名乗る人格と、様々な夢や、希望や、あきらめや、悩みや、いろいろな思いを持っている少年少女達の物語。「ブギーポップ(不気味な泡)」とは、周囲に異変を察知した時に自動的に人格が浮かび上がってくることを由来とする、同名のキャラクターの自称を指す。
ラノベ界に大きな影響を与えた今作。
「ブギーポップ以前・ブギーポップ以後」
と言われるまでの影響。
何だよ”世界の敵”って!
わけがわからないよ。
だがそれがいい。
エヴァよりちょっと後。
上でエヴァっぽいとか書いたけど別にエヴァ感はないよ!
あと、なんとまだ未完。
20冊くらいかな?
ラノベなんで1日3冊くらいは読めますよね。
なんだ1週間で追いつけるぞ!
イリヤの空、UFOの夏
浅羽直之は園原中学校の二年生。非公式のゲリラ新聞部に所属する彼は、部長である水前寺邦博と共に、夏休みの間中、裏山にてUFOを探す日々を送っていた。園原にはUFOの噂が絶えない有名な空軍基地があり、水前寺はその秘密を追究していたのだ。しかし夏休み全てを費やしても、UFOについては結局何の成果も得られなかった。
そして夏休み最後の夜、せめてもの思い出にと浅羽は学校のプールへと忍び込む。が、そこには伊里野加奈と名乗る、見慣れぬ不思議な少女がいた。状況が飲み込めないままに浅羽は伊里野と触れ合うが、すぐに伊里野の兄貴分と自称する謎の男が現れて、その夜はそれでお開きとなった。
そして翌日の始業式の日、浅羽のクラスに伊里野が転校生として編入してきた。ささいな事件がきっかけでクラスから孤立してしまった伊里野と、そんな伊里野のことが気にかかる浅羽と、伊里野の周囲に垣間見える幾つもの奇妙な謎。そんな風にして、浅羽直之のUFOの夏は、その終焉に向けて静かに動き出した。
少年と少女が織り成す、切なくておかしくてどこか懐かしいSF青春ラブストーリー。
まあセカイ系ラノベっつったらこれでしょ。的な。
Fateのイリヤじゃねーぞ?
僕はFate見てないから何も語れないぞ?
僕個人的にはセカイ系とかそういうジャンルを越えてラノベ史上最高傑作です。
「三大セカイ系」としてよく「最終兵器彼女」「ほしのこえ」と共に語られるほど界隈では有名です。
最近のキッズオタはこの三作とも知らないと聞いて震えた。
うそでしょ?
まあ僕と同世代なら知ってますよね?
え?
知らない?
まじ?
おっくれてるぅーーーーーーーー!!!!!!!!!!
涼宮ハルヒの憂鬱
「東中出身、涼宮ハルヒ。ただの人間には興味ありません。この中に宇宙人、未来人、異世界人、超能力者がいたら、あたしのところに来なさい。以上。」
高校入学早々、この突飛な自己紹介をした涼宮ハルヒ。美少女なのだが、その性格・言動は変人そのものであり、クラスの中で孤立していた。しかし、そんなハルヒに好奇心で話しかけた「ただの人間」である、キョンとだけは会話をするようになる。
ゴールデンウィークも過ぎたある日、校内に自分が楽しめる部活がないことを嘆いていたハルヒは、キョンの発言をきっかけに自分で新しい部活を作ることを思いつく。キョンを引き連れて文芸部部室を占領し、また、唯一の文芸部員であった長門有希を巻き込み、メイド兼マスコットとして上級生の朝比奈みくるを「任意同行」と称し拉致。さらに5月という中途半端な時期に転校してきたという理由で古泉一樹(ハルヒ曰く「謎の転校生」)を加入させ、「宇宙人や未来人や超能力者を探し出して一緒に遊ぶこと」を目的とした新クラブ「SOS団」を発足させる。
ところが団員として集まったキョン以外の3人は、それぞれ本物の宇宙人、未来人、超能力者であり、キョンはSOS団の結成と前後して、3人からそれぞれ正体を打ち明けられる。彼らが言うには、ありふれた日常に退屈し非日常を渇望しているハルヒこそ、彼らにとって解析不可能な超常現象を引き起こす原因となっている未知の存在なのだが、ハルヒ本人にはその自覚がないのだといい、彼らはそのことを彼女自身に悟られずに観察するため派遣されてきたのだという。当初は虚偽申告だと思っていたキョンも、間もなく実際に超常現象に巻き込まれて命の危険に晒されたことにより、彼らの言葉を信じざるを得なくなる。
そしてキョンとSOS団の団員たちは、非日常を待ち望んでいるハルヒ本人に事実を悟られないように注意しつつ、ハルヒ自身が無自覚な発生源となっている超常現象を秘密裏に解決したり、宇宙人や未来人や超能力者たちの勢力の思惑に振り回されたり、ハルヒが気紛れで引き起こしたり持ち込んだりする日常的なトラブルに付き合ったりする日々を過ごすことになる。
まあ、有名ですよね。
売れましたね。
ちなみに僕はエンドレスエイト許す派です。
セカイ系?
日常系SFじゃん
とか思われるかもですが、僕はこれもセカイ系と考えています。
ハルヒ(=きみ)は自覚がないものの世界の存亡を左右するほどの力を持っています。
そしてキョン(=ぼく、主人公)だけがハルヒに干渉し、世界滅亡を防ぐことができる。
という関係。
きみとぼくの関係がそのまま世界そのものに直結する形。
まさにセカイ系じゃないですか!(熱弁)
上記のブギーポップやイリヤに比べると悲壮感もなく随分明るい雰囲気ではありますが、
間違いなくハルヒもセカイ系の名作です。
旅に出よう、滅びゆく世界の果てまで。
世界は穏やかに滅びつつあった。「喪失症」が蔓延し、次々と人間がいなくなっていったのだ。人々は名前を失い、色彩を失い、やがて存在自体を喪失していく…。そんな世界を一台のスーパーカブが走っていた。乗っているのは少年と少女。他の人たちと同様に「喪失症」に罹った彼らは、学校も家も捨てて旅に出た。目指すのは、世界の果て。辿り着くのかわからない。でも旅をやめようとは思わない。いつか互いが消えてしまう日が来たとしても、後悔したくないから。記録と記憶を失った世界で、一冊の日記帳とともに旅する少年と少女の物語。
Amazonより
これはセカイ系か?
迷う!
でも僕にとってはセカイ系!
この世界は滅んでいる途中です。
主人公の少年少女もいずれ存在が消滅するという運命にあります。
そんな2人が旅をして、何人かの人と出会います。
「滅びゆく世界」
「きみとぼく」
はいセカイ系!
別に女の子が最終兵器だったり世界の命運握ってたりはしません!
でもOK!
「セカイ系」はいいぞ
すごく好き嫌いを選ぶジャンルではありますが、
ああいう雰囲気が僕はとても好きです。
ブギポ、イリヤ、ハルヒを読みながら中高生時代をすごせたのは幸せでした。
その分リアルの青春が犠牲になったけど
昨今はサブカルのメインストリームから外れている感はありますが、
だからといってかつての名作が色あせるわけではありません。
読んだことない人はぜひ一度お試しを!