どうも、ウオズミです。
こないだ友達の結婚式で初めて福岡行ったんですよ。
いやー最高でした。
そんでそこでお土産的な物買わなきゃと思っていろいろ探してたら、
こんなものを見つけました。
ポルトス
福岡のお菓子メーカー「千鳥屋」で作っているカスタード饅頭。
白あんが入っていて、非常においしゅうございました。
し か し
なんか東北民の僕には既視感が。
おかしいな?
ぼくはじめて福岡に来たのになんか見たことあるぞ??
なんかこの味知ってるぞ???
ま ま ど お る
うわあーー!!!!!
バターのたっぷり入ったミルク味の餡を生地で包み焼き上げた和菓子。「ままどおる」とはスペイン語で"お乳を飲む人々"の意味。 製造は、福島県郡山市にある三万石。姉妹品にチョコ味の「チョコままどおる」がある。 「チョコままどおる」は期間限定(10月〜5月)販売である。購入できる場所が基本的に福島県内、あるいは福島県近辺の高速道路内および鉄道駅売店、仙台駅「S-PAL仙台」などに限られているため、福島県民が県外に出向く際の土産品として人気が高いままどおるだーーー!!!!!
これもうどっちかがどっちかのパクr……
調べてみた
まずポルトスを作っている「千鳥屋」ってどんな会社なんだろう。
歴史ふる!
Wikipediaに載るほどの老舗ってわけですな。
お次はままどおるいってみるか。
ままどおるを作っているのは「三万石」という会社。
こっちもWikipediaに記事ありました。
株式会社三万石(さんまんごく)は、福島県郡山市にある日本の食品メーカーの一つ。主に和菓子を製造・販売する。かつては「三万石不二屋」という社名であったが、1986年4月の創業40年を機に「三万石」に改め現在に至る。
創業:1946年(昭和21年)
創業1946年。
ふむ、千鳥屋創業の316年後か。
宇宙が誕生してから137億年。
これを1年に換算してみると、キリスト誕生は12/31の23:59くらいらしい。
つまり西暦1630年と1946年は1分も差がないことになりますね。
ほぼ同時に創業したとみて間違いないでしょう。
会社の歴史という面では、ドロー。
お菓子としての歴史
会社としての勝負はドロー。
やっぱり、お菓子としてどうか、
というところを比べてみる必要がありそうです。
「ポルトス」で検索。
ポルトス(Porthos、? - 1661年)は、アレクサンドル・デュマ・ペールの小説『三銃士』を始めとする『ダルタニャン物語』に登場する架空の人物。本名は作中では伏せられており、「ポルトス」というのは世を忍ぶ仮の名前で本名は不明。家名はデュ・ヴァロンだったが、獲得した領地を付けたし、「デュ・ヴァロン・ド・ブラシュー・ド・ピエールフォン」(du Vallon de Bracieux de Pierrefonds)と長々しい名前を名乗るようになる。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9D%E3%83%AB%E3%83%88%E3%82%B9より
……なんか違う!
どうやらWikipediaにはないみたいです。
さらに調べるとこんな映像を発見。
【千鳥饅頭総本舗】ポルトス発表記念パーティー - YouTube
2015年10月30日、福岡の老舗菓子店「千鳥饅頭総本舗」で新商品「カスタード饅頭 ポルトス」の発表記念パーティーが開かれました。ポルトスはカスタードクリームと白餡を生地で包んで焼き上げた一品。長崎に上陸した南蛮菓子と博多に伝わった饅頭が出会ったというストーリーで2年の歳月をかけて商品化されました
あれ、意外とポルトス新しいお菓子だ。
それに対してままどおるは……?
1946年に創業、正直で親切な店、それが三万石の創業の原点です。1967年に「ままどおる」を発売開始。お客様から喜ばれるお菓子をお届けし作り続けてまいります。
1967年販売開始。
ほう。
三万石の主力製品というわけですな。
2015年発売のポルトス、
1967年発売のままどおる。
さっきより僅差だけど歴史という面から見たらやっぱりドローかな!
結局有名な方でしょ
あれじゃん?
結局知名度がすべてみたいなとこあるじゃん?
ひよこが福岡発祥なのに東京名物みたいになってるのもそういうアレじゃん?
というわけで調べてみた。
さあ泣いても笑ってもラストバトル!!
福島県にままどおるの文字、あり!
一方、福岡県にはポルトスの名前がなぁ~い!!
ここで勝負あり!!
ポルトスはままどおるのパクりいいぃぃい!!!
大変失礼しました。
ソースはウィキのくだらないノリで書きました。
どっちもとてもおいしいおかしです。
また「千鳥屋」さんは松本清張も愛したといわれる「千鳥饅頭」や
1960年代から人気のお菓子「チロリアン」など数々のヒット商品を発売した素晴らしいお菓子メーカーであることは疑いのない事実です。
今回ままどおるとポルトスが似ていたのは、たまたまでしょう。
福島と福岡って名前が似てるから、作るお菓子もどこか似てしまうんでしょう。
ままどおるはスペイン語が語源だけどポルトスは南蛮(=ポルトガル)の菓子と博多の饅頭が出会った結果だから、由来も違いますしね。
南蛮ってスペインも含むんじゃね?
うん、そういうこと!