今日のウオズミ

サラリーマンがいろいろ書きます

名前で不採用にするとかないけど大企業にはマジでキラキラネームいないから親御さんは気を付けてほしい話

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どうも、ウオズミです。

27歳でサラリーマンをしています。

一応、大手企業という部類に入るメーカーで営業職をしています。

で、僕の下の名前は、ちょっとだけキラキラネーム入ってます。

いや現代の基準で言うとそこまでキラキラじゃないのかもしれない。流行りの名前みたいなのいつの時代にもあるじゃないですか。そんな感じ。

レオとかカイザーとかそこまでのガチなキラキラではありません。(でも玲於とか漢字表記にすると10代とかなら全然いるからな…27歳の僕にとってはガッツリキラキラですが、時代と共にキラキラネームの基準も変わっていくのでしょう)

まあそれはいいや。

僕の下の名前は、ちょっとだけ今風な感じです。

翔(カケル)

とか

颯人(ハヤト)

とか

大雅(タイガ)

とか

そんくらいのキラキラ度と思ってください。もしかしたら人によっては「全然キラキラじゃねーじゃん」と思うかもしれないです。

 

そんで何が言いたいのかというと、会社の同期とか後輩にマジでキラキラネームがいない。

余裕でみんな一郎とか弘とか康平とか仁美とか、キラキラネームの対極にある伝統的な名前ばっかりです。

大卒総合職はほぼ例外なくこんな名前と言ってもいいくらいです、弊社の場合。別に見た目とかは人それぞれでイケてるやつもいればキモオタ丸出しのやつもいるんですが、名前という点については、みんなこう。

これがなんというか、育ちの良さか…みたいなのをものすごく感じます。きっと裕福で教育リテラシーの高いご両親に育てられてきたんだろうなーみたいな。

田舎のクソ貧乏家庭から奨学金と学費免除でなんとか這い上がってきた僕と比べると彼らの恵まれている(ように見える)ことといったら、コンプレックスが刺激されすぎて言葉にできません。

元々、非常に保守的な価値観を持つ僕にとっては自分のちょっとキラキラした下の名前に生まれの悪さを感じてすごくコンプレックスだったのですが、大企業に入ってそれが加速しました。

周囲の若い人間のちゃんとしてる感からはすごくコンプレックスを刺激されます。

そして更に嫌なのが、若い連中でもそういう古典的な名前なんだから、当然上の年代も同様により古風な名前の人が多いんです(「太郎」率の高さハンパない)。そういう世代の上司たちから「ウオズミ君は今風の名前だねえ~(笑)」みたいに言われるのが耐えがたく苦痛です。別に彼らに名前をけなされたとかそういうわけじゃないんです。恐らく世間話の一つとして話題を振っただけとは思います。しかしそれをコンプレックスに思っている自分にとっては嫌な話題でしかない。

「いやあ~あんまり好きじゃないんすわこの名前(笑)」と言って自らネタにして済ましてはいますが、内心はよ次の話題移れと叫んでいます。名前なんて大して広がらないのですぐ話題が移り変わるのが救いですね。

 

なんかネットで見ただけだから正確なことは何も言えませんが、偏差値が高ければ高くなるほどいわゆる「まともじゃない」名前の子の割合は低くなるとか。確かに地元のクソ公立中学校から高校は進学校へ入り、そして幸いにも名門と呼ばれる大学へ進学できましたが、年が上がるにつれ周囲にキラキラネームは少なくなっていきました。

会社もしかり。

僕のような成り上がり大学デビュー野郎みたいな奴は少数で、多くは裕福な家庭出身の「ちゃんとした」人間が多いのが古典的な日本の大企業なのであると肌で実感しています。

 

若手社員として就活生相手にリクルーターみたいなこともやったりしてますが、やっぱどうしても「ちゃんとした」名前のほうがいい印象を持ってしまいますね。僕が名前に過剰な感情を抱いているだけかもですが。(もちろん名前で採用不採用が決まることはないしそもそも僕にそこまでの権限はない)

 

ただまあ僕が言いたいのは、名前なんかで個性出すのではなく、生き様とかで個性出せるような人間がかっこいいんじゃないかなということです。誰よりも自分の親に言ってやりたい。多分僕がこんなに自分の名前にコンプレックスを抱いていると知ったらショック受けるだろうから言いませんが。

というわけで世の親御さんにはそういうこともよく考えた上で名づけとかしてほしいなと思います。

 

以上、ウオズミでした。