どうも、ウオズミです。
学生気分が抜けませんが、社会人です。
学生時代と社会人ではいろいろ違いますよね。
服装も髪型も小物も何もかも。
あと喋り方なんかも変わってきた気がします。社風によりけりですが、僕の会社は古くてデカい典型的な日本企業なので、だいぶ古めかしいというか堅苦しいというか、はっきり言って謎な言葉遣いが好まれます。
そんな謎ワードについて紹介します。
「乃至は」と書いて「ないしは」って読めねーだろこれ意味分からん
小職
小職【しょうしょく】
一人称。官職についている人が自分をへりくだっていう語。( Weblio辞書より)
もうまず一人称からして違う!
上記の通りもともとは官職につく人が自分を(へりくだって)指す言葉だったみたいです。
弊社は完全なる民間企業なのですが、まあ歴史が長いので「自分ら官職くらいの地位やでwww」と調子に乗ってるのでしょう。知らんけど。
どういう経緯で民間でも使われ出したかは知りませんが、きっとそんな調子乗りがいたんのがきっかけになったんだと思います。
それなりの立場の人が使うとかっこいいですが、若造が使うとちょっと微妙。なので僕は自分より立場が低い取引先にだけ使うようにしてます(クソ野郎)
ちなみに「下名(かめい)」という似た意味の一人称もあり、こっちのほうが偉そうな感じもなく無難だと思います。
まあ「私」で何の問題もないんだけどな!
為念
為念【ねんのため】
念の為(ねんのため)、万が一に備えて、などの意味の表現。漢文調の古い文章などにしばしば見られる他、インターネット上の文章でもスラングや隠語のようにしばしば使われるが、通常は「念の為」と書くことが多い。
Weblio辞書より
ネットによると為念と書いて「ねんのため」と読むそうだが弊社内では書いたまま「ためねん」と読みます。無意味に古風にするのが弊社のしきたりです。
念の為でよくない!?
と思ったものの、慣れました。
あと同僚との日常会話で「○○さん今度の飲み会来れるかためねん確認しといてくんない?多分大丈夫って言ってたけどためねん」と無意味に連呼するとちょっと面白いです。え、面白くない?
お含み置き
お含み置き【おふくみおき】
相手に対して事情をよく理解して心にとめておいて欲しい時の敬った言い方。
Weblio辞書より
ご理解くださいとかこっちの事情を汲んでください的な時に使うやつ。
「頭に入れといて」をめっちゃ丁寧に言った感じだろうか。
これももはや弊社内では日常の口語と化していて、「○○さん来週から出張だから含んどいて」とか言います。
お含み置きください→目上に使う
含んどいて→目下に使う
的な使い分けなんですけど、目下には普通に「覚えといて」とか言えばよくない?ってなるけどこれも結局よく使ってる。
頂き度
頂き度【いただきたく】
多分、「頂きたく存じます」を略したやつですね。(調べてもあんまピンとくるのなかった)
普通に「いただきど」って読んでて最初意味わかんなかったです。打ち間違いかって思ってたらめっちゃ頻繁に出てくるから調べたら打ち間違いじゃなかった。
なぜそこで略してしまったのか。
通常、こういうのは失礼にあたるそうなので使わないのがベターでしょう。弊社ではガンガン使ってるけど。
例文
これらの謎ワードを使うと、
「来週の月曜~水曜まで小職出張予定につき連絡が取れなくなる可能性があること為念お含み置き頂き度」
みたいなクソ堅苦しいかつ冗長な文章が書けます。
「来週の月~水ぼく出張だから連絡取れないかも!」って雑にメールしてええええ
他の会社に行った友達に「社会人あるある」のつもりでこの話をしたら「そんな言葉使わねーしwwww」と笑われたので軽いカルチャーショックでした。
まあ郷に入っては郷に従えってことで僕はこれからもこんな言葉遣いでビジネスメール打ちますが、会社によって他にもたくさんこういう謎ワードは存在すると思います。
分かってて使うならよいですが、知らないことで思わぬ恥をかくことのないように気をつけましょうね!
以上